バルコニー・サンルーム・ウッドデッキ・インナーテラスなどの家相

家相建築設計事務所ブログ連載二十二回 ㉒家相の流儀 バルコニー・サンルーム・ウッドデッキ・インナーテラスなど

今回はバルコニー・サンルーム・ウッドデッキ・インナーテラスなどについて説明します。

●バルコニーについて
家相学上、バルコニーは建物の一部として扱わないので、方位も含めて自由に設置することが可能です。
広々としたルーフバルコニーも可能なので、私も二階をリビングにするプランの時には、このルーフバルコニーを庭代わりに使用できるように工夫します。
ガーデニングや日光浴など、施主さんたちも有効に活用されているようで、おおむね好評ですね。

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今まで半間(約90㌢)の幅しかないバルコニーで窮屈な思いをされていた人にとっては、洗濯物を干す作業一つとっても、格段に便利さを実感されるようです。
特に、女性の下着など外から見えないように干すこともできるので、いらぬストレスも掛かりません。
子供用のビニールプールで夏場に水遊びもできますね。
いろんな使い方ができて、その上、家相の制約もありません。
うまく活用してほしいと思います。

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●サンルームについて
サンルームはバルコニーとは違い建物の一部として考えるので、家相の制約を受けてしまいます。
そのため、建物の構えに影響するので、張りや欠けに注意しなければいけません。
家相学上、床や壁、天井で囲まれていれば建物の一部として扱いますので、全面ガラス張りのサンルームであっても、やはり、建物の一部として考えなければならないのです。

働く女性にとって、洗濯物をいつ、どこに干すかは大切ですね。夜のうちに洗濯を済ませてしまう人もいれば、早起きしてでも朝に洗濯をする人など様々です。
梅雨時や花粉症のシーズンなど、サンルームがあれば便利ですね。
バルコニーや洗面脱衣室につなげたサンルームなら、作業効率も大幅アップします。
しかし、建物の一部として扱うのをお忘れなく。
特に、一階部分よりもはねだした形でサンルームを設けてしまうのは厳禁、立体的な欠けを作ると大凶相になってしまいます。

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●ウッドデッキについて
ウッドデッキは、リビングやダイニングなどに連続して設置することが多いですね。
床と同じ高さで施工できるので、うまく使えばリビングと合わせて広々とした空間を確保できます。
しかも、バルコニーと同じように建物の一部として考えないので、方位に関係なく設置することもできます。
間取りの制約で、広いリビングが取れなくても、ウッドデッキ気を活用することで補うこともできます。

また、周囲の視線が気になるようであれば、デッキの周りに目隠しをしてください。高めの目隠しをする場合には、ルーバー(格子)タイプのモノを使えば、光も風も通るのでおすすめです。
板を使う場合にも、途中にスリットを入れるなどして、光や風を通す工夫をしてください。植木鉢など植栽などで目隠しする方法もいいですね。

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●インナーテラスについて
最近ではリビングの一部をインナーテラスとして、そこをペットのスペースとする施主さんが増えています。
インナーテラスは室内と室外の中間なので、ペットのスペースに適していますね。
先日設計した家では、玄関からリビングまでインナーテラスでつなぎ、そこを愛犬のスペースにしました。
リビングで家族と一緒に遊ぶこともでき、散歩にも玄関から一緒に出掛けられるので、たいへん喜んでいただけました。

このインナーテラスを家相学上、無難にするポイントは、インナーテラス部分を吉相の張りにすることです。
どうしても欠けの要素があるので、その凶相を補うためにも、吉相の張りを設けてほしいと思います。

建物は室内だけではなく、バルコニーやサンルールなど室外との関係をよくすることで、もっと素敵になります。いろいろと工夫してください。

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