建物の中央部の階段は家相の上では大凶相になる

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 皆様こんにちは、佐藤秀海です。
今回も拙著「よくわかる家相と間取り」(エクスナレッジ)の中から皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

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階段 建物の中央部の階段は大凶相になる
 家相の良い家づくりで重要とされているのが階段の位置。最近は、効率性の良さから家の中央に階段がある場合が多いようですが、 これは、家相学上、何としても避けたい配置です。

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 家の中央は、人間のからだでいえば背骨にあたる位置。中央を階段にしてしまうと、背骨のないからだのような状態になり、あらゆる運気が悪くなってしまいます。建物の中心から半径2メートル以内、家が狭くて難しい場合には、 最低でも建物の中心から半径1メートル以内に階段を配置するのは避けましょう。

 中央を避ければ、基本的に階段はどの方位に配置しても大丈夫。 おすすめは北東の鬼門方位です。 北東は日当たりが悪く、鬼門なので水まわりや玄関を配置することができません。このスペースを階段にしてしまい、他の方位を玄関や水まわりにあてたほうが、 家相の良い家づくりがしやすくなります。
 また、階段下のスペースにトイレを設置する場合には、 鬼門や家族の十二支方位など、凶相方位を避ければ問題ありません。 階段下だから凶相になるわけではないので、誤解のないようにしてください。
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廊下 方位よりも幅と長さに注意
 家相学上では、建物を2分するように家の中央に走る廊下は凶相です。 特に、建物を廊下で2分して二世帯住宅のように使うのは、 両家の間にトラブルが起きる危険があるため、避けたほうが良いでしょう。
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 また、廊下のスペースが建物の大きさに対して大きくなりすぎると、 廊下の部分が欠けとみなされ、凶相になります。 廊下が部屋の3方や4方を囲ってしまう囲み廊下は、 廊下のスペースが大きくなり、これも凶相とみなされることがあります。
 トイレと廊下の配置にも注意が必要です。 トイレの扉を開けたとき、廊下からトイレの中が丸見えになってしまう場合は凶相です。廊下の突き当りにトイレがある場合は、トイレの中が廊下から見えないか確認しましょう。
 母屋と別棟をつなぐ渡り廊下にも、家相学上の決まりがあります。
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 渡り廊下は幅は1間(約1.8メートル)以下、 長さは1間半(約2.7メートル)以下にするのがよいとされています。 この場合、母屋と別棟は別の建物とみなし、建物の中心もそれぞれでとることができますが、 渡り廊下の幅が広すぎたり距離が短すぎれば、別棟と母屋を合わせて中心を取ることになるので、 これでは、無難な家相にすることができません。渡り廊下の幅と長さの決まりをしっかりと覚えてください。
     002     家相建築設計事務所

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