【家相は占いではない?】実は占いと違う家相・特性を知って対処法を学びましょう

●家相は占い?

良く家相を「占いと同じようなもの」という言い方をされる方がいますが、占いの定義にもよりますが、この場合の「占い」とは、何やら占い師によって「良かったり、悪かったりする、いわゆる受け手の心の問題」というイメージで捉えていると思います。

家相は物理的な自然界のエネルギーと、どのように調和を取って暮らすかという学問です。よって、誰にでも影響を及ぼすものです。

もはや、タバコを吸っていても癌にならないから、自分の身体には影響ないなどという人はいませんよね。人によって持っているエネルギーの量も質も違うため、その影響の出方は異なりますが、確実に影響を受けていると言えます。

これは数千件の事例を観てきたが故に確信しているところです。

目次

家相と風水との違いについて

家相と風水は同じだと思われがちですが、実は違います。

例えば、「北東表鬼門に玄関が配置されているケース」ですが、

①家相学での対処法 
しっかりとリフォームして、鬼門以外の無難な方位に移動する。
→手間も時間も費用もかかるが、凶相を完全になくすことができるので効果も大きい。               ↓

②風水術での対処方
ラッキーカラーやラッキーアイテム使って簡単に対処する。
→手軽に素早く対処できるが、本質的な対処法とは言えない。                ↓

家相と風水は、それぞれの特性を知って活用することが大切です。家相には、だれに対しても危険な鬼門という考え方がありますが、風水には鬼門はありません。誰に対しても危険という考え方そのものがないので、家相と風水は、本質的に全く違います。

家相と風水は互いを補い合う、補完関係にある

先ほどの鬼門に玄関があるケース例とすると、凶相だからと言ってすぐにリフォーム工事かできないことも現実です。
工事をしてくれるリフォーム業者の都合や費用の工面もあるので、今日明日という訳にはいきません。
そうかといって、リフォームできるまでの時間を凶相のままで過ごすのも不安ですね。
そんな時は、リフォームできるまでの間を簡単にできる風水の対処方法でやり過ごし、準備が整ったら家相学に則ってしっかりと工事をする。これがおすすめです。

家相と風水は、互いを補う補完関係にあります。しばらくは風水的な対処で難を逃れ、本質的な家相の対処によって完全に凶相をなくすこと。これが最良です。

風水はあくまで対処方として活用するのがベスト

風水の対処法によって、しばらくの間難を除けることは良いのですが、いつまでもそのままという訳にはいきません。できれば、この難を透ける期間をできるだけ少なくしてほしいと思います。

次のようなケースでは、特に注意が必要です。

  • 建物が凸凹と変形して、さらに玄関も鬼門方位にあるとき
  • 家の中央部に階段、吹き抜け、ガスレンジ、トイレなどが配置されているとき
  • その家に住む家族の十二支方位にガスレンジや給湯器などの火気が配置されているとき
  • 神棚や仏壇の上部を踏みつけにしているとき
  • 神棚や仏壇の隣り合わせや背中合わせに、火気や水回りなどの不浄物が配置されているとき
  • 家相の影響は必ずありますが、影響の現れ方にはいろいろあります。

ここにあげたものは、その影響の現れ方が早く、強烈に出ることが多いものなので、風水の対処法を用いる期間は、出来るだけ少なくしてください。

その他の場合でも、風水的な対処だけで安心せず、家相学に則った対処で、完全に凶相を封じてほしいと思います。

㈳家相建築設計推進協会 家相建築専門工務店 ㈱千鶴建設

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