「出来るなら良い家相の家に住みたい」と思うのは誰もが同じでしょう。しかし、立地条件や建物規模、家族構成上どうしようもない場合もあります。よって、最低限守ってほしいポイントは次の点です。
玄関と家の構えについて
建物の形は長方形が基本で、凸凹がたくさんある形は凶相なので避けてください。また、玄関の方位も大切で、北東の表鬼門と南西の裏鬼門、その家に住む家族の十二支方位には配置できません。
玄関には必ずたたきがあり、床がない分欠けの要素があります。そのため、玄関を少しでも引っ込めてしまうと、それだけでも凶相の要素が大きくなるので、玄関は引っ込めて配置してはいけません。
玄関と建物の構えが凶相だと、その家に住む人の運気が落ちてしまいます。努力が結ばれ
ず、喜びごとの少ない人生になってしまうので、要注意です。
ガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわりについて
ガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわりにも注意が必要です。やはり、北東の表鬼門と南西の裏鬼門、その家に住むご家族の十二支方位、北西乾と東南巽方位、北の子方位には設置してはいけません。体調を崩して病気に悩まされることになってしまいます。
健康を害するのは火気と水まわりです。方位に注意して、出来るだけ無難な方位に配置する子が大切です。
家の中心部分について
家の中心部分も大切にしなければいけません。家の中心点から半径二メートルの範囲、最低でも半径一メートルの範囲は大切にしてください。
ここには、階段・吹き抜け・火気・水まわりなどは配置てきません。配置してしまうと、その影響は大きく、早くあらわれます。その家に住むすべての家族、そして、特に一家の主など中心的な人がもっとも危険です。最低限、これだけは守ってほしいポイントです。
家相だけ良い家ではなく、家相を活用して良い家を作る
家相だけにこだわって、使い勝手も悪く、採光も通風も悪い家では何の意味もありません。家相の知恵と建築の知識を合わせた、家相建築の考えを活用してください。
最新の住宅設備や素材、もちろんデザインにもこだわってください。良い家にしたいという思いがいっぱい詰まれば詰まるほど、吉相の家になります。
そして、家には、人の思いがこもります。建築家や工務店、家づくりにかかわったすべて
の人の思いが形になって家になります。人との縁も大切にしてください。