家相は、人が幸せになるために必要な知恵の一つです。家相の知恵をうまく活用することができれば、健康で努力が報われる人生を送ることも可能です。また、家相の本質は目に見えない力、エネルギーをどう扱うかにかかっているので、この扱いにはいくつかの注意点があります。
やってはいけない家相1
家相だけ良い家を作っても意味がありません。家相を活用して、採光や通風もよく、使い勝手も良い家を作ることが最良です。方位にこだわり過ぎて、暗くて風通しも悪く、使い勝手も悪い家になってしまうのは、やってはいけない家相の典型的な例と言えます。
玄関やトイレ・浴室・キッチン、おまけに階段までも、一般的に無難とされる東南方位や東方位に集中させてしまう間取りの相談を受けたことがありますが、家相が良くても、これでは意味がありません。家相を活用して良い家を作ることが、一番大切なのです。
やってはいけない家相2
家相の吉凶を判断するためには、いくつかのポイントがあります。例えば、玄関と建物の構えは運勢に影響が大きく、火気や水まわりは健康に影響します。
そのため、自営業の人には、会社員の人よりも建物の形や玄関の影響が大きく出るので、建物に大きな欠けをいくつも作り、鬼門方位に玄関を設けてしまう家相はやってはいけません。
生まれながらに体調が悪く、持病などに苦しんでいる家族がいる場合には、火気や水まわりの方位を最優先すべきです。北東の表鬼門や南西の裏鬼門だけではなく、その家族の十二支方位もしっかり避けてください。体調が悪く、持病がある家族にとって最悪の家相は、やってはいけません。
やってはいけない家相3
神棚や仏壇の扱い方にも決まりがあります。一番大切なのは、失礼にならないように心がけることです。神棚や仏壇の上部を人が歩いてはいけません。収納や本棚など家具を置いて対処するのは問題ありませんが、ベッドや机などでは失礼になるので注意してください。
また、神棚や仏壇の背中合わせ、隣り合わせにガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわりなどがあってはだめです。これも失礼になるので避けてください。
神棚や仏壇があっても、崇敬の思いもなく、供養の気持ちもないのが一番失礼にあたります。日々の感謝と平和を祈り、先祖の供養を祈ることができないなら、あっても意味がありません。神仏に失礼になる家相は、やってはいけません。