皆様こんにちは、佐藤秀海です。
今回も拙著「よくわかる家相と間取り」(エクスナレッジ)の中から、皆さんに参考にしてほしい 部分を紹介いたします。
部屋別でわかる「吉相と凶相」 寝室
魂が宿る寝室は十二支方位と枕の向きがポイント
寝室は家族定位や十二支などで判断する
人間が生きていくためには、質の高い睡眠が必要不可欠です。
なぜなら、 質の高い睡眠を確保することができれば、心身ともに健康で、常にリフレッシュできるからです。
そのため寝室は、家の中ではとても重要な場所となるため、寝室の住環境を高めることが大切です。家相学上の約束事も、質の高い睡眠をとるためにあるといっても過言ではありません。 ただし、寝室だけを無難な方位にしても効果はありません。
たとえば、健康に影響を与えるとされるガスレンジなどの火気や、 トイレなど水まわりの場所が正しい方位に配置されてなければ、 しっかりと質の高い睡眠をとることができず、健康を害してしまいます。 家相学上の約束事を守った上で、寝室の方位を吉相にすることが大切です。寝室は、十二支方位や九星方位、家族定位を用いて、 その人にかかわりがあるところに位置する部屋にします。 たとえば、家族定位の場合は、一家の主は北西、妻は南西、長男は東、長女は東南というように、方位の役割によって方位が決まっています。 寝室を決める場合は、これらのどの方位を用いても大丈夫です。 子年生まれのお父さんなら、もし北西に部屋が取れないときには、お父さんの十二支の子年の方位、つまり北の部屋でもいいわけです。 北方位に頭を向ける「北枕」で寝るのが最良! 寝るときの向きもポイントです。家相では、北方位に頭を向ける「北枕」が最良です。 一般的に、北枕は亡くなった人が寝る向きというイメージがありますが、昔から、身分の高い方はこの「北枕」を好んで活用していました。 本来はとても良いことなのです。 北枕以外では、東方位も吉相です。 西や南に頭を向けて寝ることは避けたほうがよいでしょう。 二つの寝室が隣り合っている場合は、お互いに足を向けて寝るとゆっくり休めないので、 頭同士が向き合うようにするか、一番よいのは頭の向きを同じ方向にそろえることです。 こうすることで、しっかりとした睡眠をとることができるのです。
コメント