家相建築設計事務所 連載ブログ 49「よくわかる家相と間取り」エクスナレッジ ⑱住宅環境学に基づく家相の家づくり

家相建築設計事務所 連載ブログ 49「よくわかる家相と間取り」エクスナレッジ ⑱住宅環境学に基づく家相の家づくり    

皆様こんにちは、佐藤秀海です。
今回も拙著「よくわかる家相と間取り」(エクスナレッジ)の中から、皆さんに参考にしてほしい部分を紹介いたします。

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通風と採光は常に優先事項

住宅環境学に基づく家相の家づくり   家相は、方位学や易学だけではなく、住宅環境学にも基づいています。これは、人が、いかに気持ちよく暮らすことができるのかを考えている学問です。人が快適に暮らすために家相建築でも最も大切にされているものは、採光と通風です。そこで、方位だけではなく、この二つの要素を十分に確保できる間取りを考えることが重要になります。
たとえ、どんなに素敵な家でも、まったく日が当たらなければ気分が落ち込み、健康的な暮らしを営むことはできません。   また、風がまったく通らない家では、風呂場にカビが生えたり、室内の空気がよどんだりして、体の面でも気持ちの面でも住環境を悪化させることになってしまいます。

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家相だけよい家=気持ちの良い家ではない   家相を取り入れた家づくりをしようとする人たちにありがちなのが、家相の良い間取りにすることを気にしすぎること。間取りを気にするあまり、快適な家づくりにもっとも重要である採光や通風をおろそかにしてしまっては元も子もありません。たしかに家相の基本は、建物の構えと玄関の方位、ガスレンジなどの火気やトイレなどの水まわりの配置です。
しかし、それを気にするあまり、日の当たらない場所にリビングを設けてしまい、風通しが悪くなってしまっては、住み心地も良いとは言えず、もはや吉相の家とは言えません。家相建築の目的は、家相だけ良い家を作ることではありません。家族が住みやすい家を作ることが最大の目的だと忘れないようにしたいものです。 

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通風や採光をよくするためには土地選びも大切

  通風や採光が良い家を建てるためには、家を建てる土地も重要な要素と言えます。たとえば、すり鉢状の底にある土地などは避けた方が無難です。こんな土地は周囲よりも低いため、水が溜まるうえ、風がさえぎられてじめじめする可能性があります。
また、北斜面の土地などに家を建ててしまうと、南側がさえぎられてしまうため、どうしても日当たりが悪くなってしまいます。採光を確保するために、2階建ての場合は2階にリビングを設けたり、敷地に余裕がある場合はできるだけ南側の敷地をあけたりする工夫も考えられます。
しかし、いずれも根本的な解決とは言い難いでしょう。土地の値段や交通利便性など、たとえどんなに他の条件が良かったとしても、日当たりと風通しが十分に確保できないような土地は避けた方が良いでしょう。

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家に使う素材でも快適さが違う

家の風通しを良くするためには、使用する建築素材を工夫する方法もあります。たとえば、床下の炭を敷きこむことで地面からの湿気を防ぐこともできます。
ただし、炭の量が少ないと湿気に負けて、炭そのものにカビがはえてしまうこともあるので、適切な分量を使用するようにしてください。
ほかにも、壁を漆喰や珪藻土といった調湿作用がある素材で塗ることや、無垢の木材などを使用することでも、家の中の湿気を防ぐことも出来ます。必要に応じてこれらの素材を活用し、風通しの良い家づくりをしてほしいと思います。

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